昨日良太たちが動いているのを見て感激してしまいました。アニメ化された作品を見るのは毎回不安がつきまといます。しかし今回は素直に感激してしまいました。感無量ですね。

さて冒頭、連載開始時いきなり面食らったあのシーンがありません。アニメではどうするのでしょうか。ここなんですよね、不安なのが。どこまでやってどういうふうに終わらすのでしょう。2クールでも足らないでしょう。



■ え、それだけ?

良太「覚えているのは脇の下にあったホクロと、そしてアイツを『クロネコ』と呼んでいたことだけ」

なかなか上級者ですね、良太は。幼少の頃から目の付け所が違うようです。
大好きだったくせに、ほとんど何も知らないじゃないか!というツッコミはスルーで。

そして唐突に転校生がやってきます。展開はやっ!
彼女の名は「黒羽寧子」。

ざわ…ざわ…。
黒羽寧子……一体何者なんだ?

良太「つべこべ言わずに脇の下を見せろ!」

完全に我を失った村上。そして恐らく今期語り続けられる名言。
大好きだった女の子、死んだと思った女の子とそっくりな子が目の前に現れたら混乱するというものです。
本人かどうか確かめるには……これしかない!


■ いきなり水着回

第1話にして水着回。すごいですね。いや、本当の水着回はきっと後ほどあると思いますよ?

さてプールで事故が起こります。いきなり人死か。
水中にはまってしまった子に、ホースやストローなどを持ってきて息をさせても多分できないのでは。肺活量という問題があります。ここは人工呼吸が現実的でしょうね。口に空気を入れて水中の子に運ぶ。

結局「謎の」プールサイドの破損で女子生徒は助かりました。周りの生徒、特に良太は冷静すぎ。
いや、一番冷静なのは冷たい瞳で見下ろす寧子か。……一体彼女は何者なんだ!?


■ 予言


寧子「1人はプールで死ぬことになっていたけど助かった。そしてもう1人死ぬことになっているのは……アナタよ」
良太「ああ、俺は今日のあの発言で社会的に死んでいる」

違います。

転校生から主人公へのいきなりの死刑宣告。
最終バスで帰るように良太へ忠告。いや、もう一緒に帰ろう。

なんてシリアスなんだ……と思いきやここがギャグが入ります。

「ももんがっ」
「刺される」
「青臭い」

何故か九九が言えない寧子。確かにこんな返しになるかもしれません。
またムキになったところが可愛いですね。

○ャナ「うるさいうるさいうるさい」


■ ぷにぷに

寧子「腕力だったら私のほうが圧倒的に上よ」
ならばと、寧子に腕相撲を挑む良太。結果完敗。うわーりょーたかっこわるーい。
良太「ちょっと腕を見せてみろ」

さわさわ
さわさわ。

触るなw
やはり良太は大物ですわ。


■ 死にたいの?

寧子「この人には死んでもらうしかないってこと?」
もう1人の仲間から予知が変わったとの連絡。予知。予知をもとに行動しているようです。
しかし本人の前でなんて話を……。

そしてその予知が本当なのか体をはって確かめようとする良太。
え、馬鹿なの死ぬの?と思われることでしょうね。
すごいですね、やはりクロネコには特別な想いがあるのです。

■ あくまで冷静な良太


なんと寧子は魔法使いだった!?


良太「それ魔法じゃねーよ!」
同感です。連載当時は爆笑しましたし。
そしてこんな時でも脇を見るのを忘れない良太。
寧子の脇にホクロはなかった。

手術と薬。そして研究所……これらのキーワードは何を意味するのか。


全体的によく出来ていました。作画も良かったです。
心配なのは脚本でしょうか。詰め込みすぎにならないか不安です。


(C) 岡本倫/集英社・「極黒のブリュンヒルデ」製作委員会